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「北さぁん、お客さんですよ~」
「誰?」
「女の人と、子どもさんです」
・・・誰だろう?
どうせ、保険の勧誘かヤクルトの人だな?

そう思って出てみると、見覚えの無い若い綺麗な女性と7~8才くらいの男の子。
「な、なんでしょうか?」(かなり挙動不審)
「あの~、ちょっとお話があるんですけども・・・」

なんだ?だれだ?だれだった?思い出せ!
名指しでご指名だぞ。
まさか!
もしかして、あの時の?
あの時・・・?
そうすると、俺の子?
いやいや、覚えが無い。
俺は覚えがないぞ、ホントに知らん。
お前はどうだ、Jr?
ピク!「ん、呼んだな。俺の出番か?」
いやいや、呼んでない、呼んでない。
大人しくしといてくれ。

そんな葛藤を繰り返しながら、あくまでも平静を装おって
「なんでしょうか?」(声がうわずってる)
「あの、これ。この子の・・・」
うわ!来た。認知するのか?どうする?どうする?

差し出されたのは、ジム。
HGUC 1/144ジム。
「腕が折れてしまったらしくて、治りますか?」
「へ?」
「子どもがここに来たら治してもらえるって言うもので」
へなへなと腰から崩れ落ちた。(ふぅ、よかった・・)

良くみると、見覚えのある男の子。
なんだ、この前ジムを買ってくれた時にシールをあげた子じゃないか。
お小遣いを一生懸命溜めたと言って買ってくれた子だ。
「どれどれ、う~ん、腕が折れてますね」
(そんなこたー、わかってるよ)
「治りますよ。大丈夫」
「あの、この棒もなんですけど」
っと、先が折れたビームサーベル。
「大丈夫ですよ。明日にでも取りに来てください」
子どもとお母さんの顔が明るくなった。
「やった!」
「すみません。おねがいします」
そう言って元気に明るく帰って行きました。


さて、問題のジムです。
腕のつけ根が折れてますね。
DSC01786.jpg
ビームサーベルも。
DSC01787.jpg

肩のカバーを外してみると、中に折れたパーツが。
DSC01788.jpg

それを取り出して・・・
DSC01789.jpg

接着して、完成!
めでたし、めでたし・・・
DSC01790.jpg


って訳にも、いきません。
なんたって、可愛いお母さんと、子どもさんの頼み。
これを機会に、むにゃむにゃ・・・
(をいをい)
ここは、ジャンクパーツから・・・
あれ、無いな。
仕方ない、部品請求をして・・・
あっ、しまった。明日の約束だ。

って、事で、どうせ部品を変えてもすぐに折れてしまうだろうし
(かっての1/144ガンダムの股関節のように)
ここは丈夫に作り治すとしよう。

軸は3mmと言うことで、3mmのプラ材を用意します。
その丁度中心部にアタリをつけて、2mmの穴をあけます。
元の軸を切り取って、どうせだから反対側も。
(パーツが白くなって、やばそうでした)
同じく2mmの穴を開けます。
DSC01791.jpg

なんで2mmか?って。
だって、手元に2mmのアルミの棒が・・・
あ、しまった。ステンレスだ!
え~と、アルミの2mm、2ミリっと。
無い。無いですよ。
しまった、2mmの穴をあけちゃった。
仕方ない。堅いけどステンレスで作業を続けよう。
DSC01793.jpg


長さを合わせて、でっかいニッパで切ります。
か、かたいよ!
DSC01792.jpg


両端を6mmの長さに切りそろえて
しっかりと固定します。
DSC01795.jpg


角がRになるように成型して
DSC01796.jpg


ジムの赤色と同じ色を調色して塗装。
プラ剤の白い所だけ塗装してます。
このへんは、やっぱプロだね。
色目は完璧!
(自画自賛。だって、だれも褒めてくれないもん・・・)
DSC01797.jpg


ついでに、ビームサーベルも塗装してみました。
これを見たお母さんが
「まぁ、なんてすてきなお方。ぜひお知り合いに!」
なんて事をむにゃむにゃ・・・
邪(よこしま)で妄想癖のあるのKitaですよ、どーせ!ふん。
DSC01798.jpg


気になったのは、この「HIROTO」の文字。
きっと僕の事を慕ってくれてるんだな。
シールをあげたから、それで名前なんか入れてくれちゃって!
この、この。難いね。
きっと
「ねぇ、お母さん。『ひろと』ってどの文字?」
「なんで『ひろと』なの?」
「この連邦のマークと数字と英語のシールをくれた人が『ひろと』って言うんだ。
だから「ひろと」専用ジムにするんだ!格好いいでしょう!」
「まぁ、そうなの。いい人なのね。きっとイケメンなのね、今度合いにいこうかしら」
とか、言いながら文字を貼ったんだろうな。
うん、うん。
(この辺で相変わらず、妄想が暴走してますけど)
DSC01799.jpg

翌日、引き取りに来られました。
「あ!ちゃんと治ってる。ビームサーベルも色が塗ってある!!すっげー!」
すっごいニコニコ顔でした。
「有り難うございます。おいくらですか?」
「80円です」
「え?80円ですか?」
説明書の部品請求の所を指さしながら
「はい。ほら、ここに書いてあるでしょ。〈部品代1個40円〉って。」
「でも、色まで塗ってもらって・・・」
「良いんですよ。サービスです」
「有り難うございます。」
これで、さらにイメージアップだぜ!

ここでさりげなく、思いっきりドキドキしながら聞いてみた。
「なぜ、ここに『HIROTO』なの?」
「僕の名前です!」
元気よく答えてくれました。

同じ「ヒロト」君だそうです。
そりゃ、そーだよな。
だって、僕の名前を知ってる訳、ねーじゃん!!

しまった。あまりの挫折に
「お兄さん(自分ではおじさんと言いたくない)の名前もヒロトなんだよ」
ってアピールするのも忘れてた。
(誰にアピールしたいんだ?だれに?)
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Author:Kita
北 洸斗(きた ひろと)

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的なAssureCraftのブログです。
ホビーから模型まで色んな事にチャレンジします。

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